ゴマ以外の食品でセサミンを摂取する方法
セサミンを食品で摂取する場合、まず1番に頭に浮かぶのが「ゴマ」です。
ゴマには、「ゴマリグナン」という成分が含まれており、そのうちの約0.49パーセントがセサミンに当たります。
抗酸化力が強いゴマリグナンの中でも、特に含有量が多く、そのためにセサミンイコール抗酸化作用に優れている、と考えられるのです。
それでは、ゴマ以外の食品にもセサミンは含まれているのでしょうか?
実は、ゴマだけでなく、米や麦にも含まれているのです。
どちらも私たちが日ごろから口にする機会の多い、主食に当たる食べ物です。
ただし、これらの食品の場合、主に米や麦の実の表面部分に含まれています。
そのため、ほとんどの製品が、精製過程でこうした栄養を失ってしまうことになります。
ですから、やはりゴマが1番セサミンを含んでいる食品と言えるでしょう。
分かりやすくもありますが、他のもので代わりにすることが出来ない、貴重な成分と言えます。
出来るだけ、ゴマを料理に取り入れる習慣をつけていくのをお勧めします。
また、ゴマの食べ方にも気をつけましょう。
ゴマの粒には周りに皮があり、この皮がセサミンを吸収する妨げとなってしまうことがあります。
吸収率を良くしたいのであれば、よく炒って、さらにすり潰すことが効果的でしょう。
さらに、ゴマリグナンの含有量はゴマそのものよりもゴマ油の方がパーセンテージは高くなります。
大量に摂取出来るものではありませんが、料理の仕上げやドレッシングに積極的に使っていくと良いですね。
さらに言ってしまうと、ゴマを料理に取り入れるだけでは、なかなか十分な量の栄養成分を身体に取り入れることが出来ません。
ゴマを大量に摂り続けていれば、脂質やカロリーも気になってしまい、肥満の素にもなります。
効率性を考えるなら、やはりセサミンのサプリメントが1番良いでしょう。
セサミンの効果を実感したい人は、食品だけでなくサプリメントも視野に入れて考えてみて下さい。